注文住宅って何?
注文住宅の種類や特有のメリットとデメリットについて

「注文住宅とはどういうものなのか」や注文可能な範囲について解説しています。また注文住宅に固有のメリットデメリットについても紹介しています。

働く目的として現代でもよく挙げられるのが「マイホームを建てること」です。このマイホームというのはいわゆる「注文住宅」のことです。注文住宅には種類があり、それを知らないと「損をする」ということもあります。今回は注文住宅についてとそのメリットデメリットについて紹介していきます。

注文住宅とは

注文住宅は「間取りや外観などを購入者が好きに決めて建てる一戸建て住宅」のことをさします。一般的に「土地を購入してからそこに建てる」というパターンが多いですが「持っている土地に建てる」ということも可能です。注文住宅には
・フルオーダー
・セミオーダー
以上の2種類あります。

一般的に「注文住宅」というと「フルオーダー」のイメージが強いですが、法の関係や予算などの関係があるため、1から10まで自分たちで決められる「フルオーダー」ばかりではありません。

紹介した通り注文住宅には、「セミオーダー」という建て方もあります。基本仕様がある程度決められていて、部屋の間取りやキッチン設備などを、あらかじめ用意された範囲から選ぶ形式です。

そのため建てる前に「どちらが良いのか」「このメーカーがどちらで建てられるのか」などの確認をしておくことをおすすめします。

セミオーダーの注文範囲について

セミオーダーでも、あらかじめ決められている範囲から選ぶことが多いのは
・間取り
・キッチン
・バス
・トイレ
・洗面台
以上の5つです。しかし建てるメーカーなどによっても変わりますので、事前に確認して下さい。また多くの場合バスやトイレ、キッチンなどは「決められたメーカーの決められたシリーズ」の中から選ぶことになるため、メーカーにこだわりがある場合は注意して下さい。

セミオーダーでも、比較的自由なことが多いのは
・外壁の色
・クロス
・床
以上の3つです。しかしこちらも前述同様メーカーによって異なるため注意が必要です。またあまりに奇抜な場合、高くつく可能性があったりと「自由の範囲」によって制約がつくこともありますので、事前に相談しておくことをおすすめします。

注文住宅を建てる前にすること

注文住宅を建てる前にすることは
・モデルハウスの見学
・設計者と直接話せる会社の選択
以上の2つです。順に紹介していきます。

モデルハウスの見学

モデルハウスは「建てたい住宅のイメージ補完」に役立ちます。注文住宅はこだわりを詰め込める分、イメージがしっかりしていないと建てる側に伝わらないため、後々「イメージと違った」となった場合に困ります。建売住宅とは違った労力がかかりますが「理想の住まいにしたい」という方はイメージを固めるためにも足を運んでみて下さい。

見学する際の注意点ですが「自分が建てたいイメージと比較して見ること」が最も重要です。モデルハウスはその性質上、部屋が広くつくられているものが多く、設備や仕様もかなり良いものが使われています。もし、モデルハウスを作った建築会社が主催する「家の内覧会」などがあった場合には、よりリアルなイメージをつかめるので参加をおすすめします。

またCGなど視覚的なイメージを使って打ち合わせをするケースもありますが、あくまでもそれはイメージです。間取図などのわかりにくい情報を「補完するもの」としてあつかい、細かい部分は間取図で確認して下さい。例えばですが、隣の家との距離など様々な条件で光の入り方は変わるため、この部分はイメージだけではわかりません。また「どの程度光を入れたい」といった細かい部分が、打ち合わせのイメージに反映されているとも限りません。そのためモデルルームもイメージも見る際には参考程度にして下さい。

設計者と直接話せる会社を選ぶ

これは人によりますが「こだわりをできるだけ再現してほしい」という場合であれば、設計者と直接話のできる会社を選ぶことがおすすめです。理由ですが、一般的な打ち合わせの場合、参加するのは営業担当者という場合が多く、細かなこだわりまで伝わらないことがあるためです。しかし設計者が同席している場合ならば、具体的なイメージを直接伝えることができるため、人を挟まない分より伝わりやすいです。

建てている時に確認すると良いこと

現場の状況
現場や近隣への気配りができるか、は「施工に気配りができるか」ということに直結します。そのため現場の状況の確認は、安心して任せられるかという部分をはかる、良い判断材料になります。確認箇所のおすすめは「清掃や整理整頓がされているか」という部分です。プロでない限り、施工状況を確認することは難しいですが、気になる場合には現場監督や、営業担当の方などに確認することも可能です。

注文住宅のメリット

注文住宅を建てる際よく挙げられるメリットは
・自由度が高い
・家が建つ過程が見られる
以上の2つです。順に紹介していきます。

自由度が高い

前述の通り、フルオーダーにせよセミオーダーにせよ「自分好みのものを自由に選べること」が注文住宅の一番のメリットです。「唯一無二の家をつくる」ということが可能なため、昨今ではこだわりを詰め込んだ一風変わった住宅も出てきています。

注文住宅の醍醐味は間取り、設備だけでなく「細部にまでこだわりを反映できる」ということであり、満足いく仕上がりになればその分、住み心地も良くなります。そのため、建てる際には細部までこだわることをおすすめします。

家が建つ過程が見られる

完成済みの物件を見学できる建売住宅とは異なり、注文住宅の場合は「契約後」に家づくりが始まるため、家が建つ過程や工事状況などを自分の目で確認できます。昨今では、建売やマンションなどを選ぶ方が増えたため、建築過程が見られないことの方が多く、それに伴ってトラブルになるケースも増えています。購入者自身が確認できれば、その不安も軽減することが可能です。

注文住宅のデメリット

注文住宅を建てる際よく挙げられるデメリットは
・購入前に建物が見られない
・周囲の状況によっては妥協も必要
以上の2つです。順に紹介していきます。

購入前に建物が見られない

メリットの部分で「家が建つ過程が見られる」という話をしましたが、逆に言えば注文住宅は建物が完成するまで、実際の家を確認することができないため完成後「外観などがイメージと違う」となる可能性もあります。この部分は実物を見て購入する建売住宅とは異なった、注文住宅特有のデメリットです。

周囲の状況によっては妥協も必要

建物が建つ環境によっては「2階建てに抑えなければならない」「外観をおとなしく」など制限がかかり、妥協が必要なこともあります。「街の外観を壊す」などと文句を言われるケースや「日照トラブルになる」というケースもあるため、あらかじめ妥協のラインを決めておくと良いと思います。

まとめ

多くの人が夢見る「注文住宅」についてや、そのメリットデメリットについては、お分かりいただけたでしょうか。マンションなどと違い「注文住宅について調べる機会がほとんどない」という人は多いです。しかし注文住宅について「全然わからない」という状態では「理想」から遠ざかってしまうこともあります。そのため、ぜひこの記事を購入の参考にしていただければ、と思います。